とにかく文字が読みたい
Instagramが、はやっている。
どうしようもなく、はやっている。
会社の先輩に「まだTwitterやってるの?」と言われたときは
どうりで仲良くなれないわけだわ、と納得したものです。
私は文字を読むのが好きだ。
幼少期からそこそこ本を読んだし、親が提示する難しい本を1冊読めば好きな本を買ってあげるという条件で難しい本も頑張って読んだ。
小学生の娘に村上春樹のユーモアはわからなかったし素敵なお姉さんを素敵なお姉さんと思うこともできなかった。
遠藤周作の「沈黙」は実は最後まで読んでいないが、すごく頑張った記憶があるので読んだ本ということにしてある。
漫画も好きだし映画も好きだ。
ただ、一番強く人に惹かれるのが、その人の書く文章を好きだったとき。
少し前、芸能人は皆ブログを書いていた。
大学生で友達が少なかった私は、芸能人のブログをたくさん読んだ。
辻希美も読んだしAmoちゃんだって読んだ。
いいなと思っていた芸能人のブログがバカみたいだとがっかりし、
なんとなく読んだものが心に響くと書いた本人のファンになった。
酒井若菜は長文ブログを更新しなくなった。文筆業がしっかりビジネスになっているから。
佐藤健や臼田あさ美はブログを辞めた。辞めたとわかった瞬間絶望した。
Instagramも、文章が書ける。
でもやっぱり画像投稿SNSだ。
Twitterが好き。
ブログが好き。
知らない誰かの素敵な文章を読み、芸能人ですらない誰かのファンになる。
とにかく文字が読みたい。
文字を並べろ。